中国「食の安全」 「日本人は過敏すぎる」のか
2008.08.06 12:31
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<テレビウォッチ>8月8日に開幕する北京五輪の長期取材のため、明日、日本を発つ予定の小倉智昭が中国(の食)への期待と不安を大いに語った。
オープニングでは天洋食品の冷凍餃子中毒問題が、中国国内でも起きていたことを知ると、「中国という国が本当にわからなくなった」「中国当局が本当に外交ルートを通して伝えてきたのか」などと疑問を口にした。中国の隠蔽体質からすると、考えられない事態だからである。
が、後には「中国の食の安全」について、日本人は過敏すぎるんじゃないかと言い出した。「ボクはどこの国に行っても、お腹を壊したことがない。それでも、中国では気をつけろと言われるんですよ」「中国でお腹壊したり、倒れる人が多いとは聞かない」
「(中国で暮らしてれば)慣れ、免疫も強まるんじゃないですか」と番組アシスタントの佐々木恭子アナは鼻で笑うように言ったが、「中華料理への憧れ」を持つ小倉は、「いろいろな物を食べて実験してみたい」との意向をしめした。
そのリポートのほうが、小倉のスポーツ講釈やらウンチク、思い出、自慢話、お友達の選手との交流等々の長広舌よりは、よほど役に立つことは疑いがない。なお、餃子だけはさすがに躊躇があるそうで、実験対象から除外される予定である。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト