あなたは五輪見ないで メダルが逃げるから

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   <テレビウォッチ>北京五輪がはじまって、とくダネ!にもいろいろな変化が起きたが、番組名物のオープニングトークが短くなったこともそのひとつだ。毎朝毎朝、小倉智昭校長の、起伏に富んだ大長編講話で視聴者の眠気度をテストするコーナーなのだが、小倉テスターは北京に出張中である。

北京の小倉さんは…

   日本のスタジオで代役をつとめるのは、笠井信輔アナ。なにしろ笠井は仕事が多忙で、日本人選手のメダル獲得の瞬間を見逃してばかりいるという。

   「(逆に考えれば)ワタシが見てないのがいいのかもしれませんが……」と笠井は言って、一拍イヤな間を置く。ここから話が悪い方に進みますよ、心の準備をしてください、とでも言いたげに。希望の朝に、にわかに黒い雲が立ちこめる。

   「北京の小倉さんは、見に行くと勝つという話ですから――。小倉さん、おはようございます!」

   オープニングトークは短くなっても、なにしろ最新の放送通信技術のおかげで、小倉様の出番と講話――必ず的中するメダル予想、選手との心の交流、自分が会場に行くといかに選手の家族や関係者に歓迎されるかなどなどなど――はまるで減っていない。日本にいるときより、むしろ増えているのだ。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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