星野監督が考えるほど「五輪」は甘くない

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   <テレビウォッチ>「闘将」と背中を押され、満面の「自信」をたたえ北京に出発した星野監督が「敗軍の将」で帰ってきた。

   金メダルの期待が大きかった柔道の相次ぐ初戦敗退、女子マラソンの棄権、そして全員プロ野球選手で固め、「金メダルしかいらない」と豪語した星野ジャパン。

   その星野監督が帰国した8月24日、沈痛な面持ちで記者会見した。

   「選手は、日の丸を背負って必死の思いで戦ってくれた。たまたま日本の野球の体調、技術を含めベストでなかった。ペナントレースの最中で、合宿期間中きちんとベストに持っていけなかった私に原因があると思う」

   ペナントレースの最中なのは初めから分かっていたこと。理由にならない。本当の敗因はどこにあるのか?

   番組は、北京五輪日本選手団の福田富昭団長(日本オリンピック委員会選手強化本部長)が同じ日に北京で行った総括の記者会見の中で、原因を示唆しながら「星野ジャパン」を痛烈に批判したのを再三報じた。

   「強化選手を各チームから引っ張ってきて直前に集め、チョッ、チョッと練習すれば勝てるなんていう甘いものではない。同じ釜の飯を食って強化合宿や海外遠征をやって連帯感、チームの気持ち、コンビネーションプレーをきちっとやらないと勝てない」

   そういえば「星野ジャパン」の体制が決まって以来、テレビCMを含め「闘将」のテレビ出演が急に目立った。

   福田団長の発言には、そうした「特別扱い」で知らず知らずのうちに「お山の大将」になり、やるべきことをやらなかったという批判がこめられているようにも感じられた。

文   モンブラン
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