2024年 4月 27日 (土)

調整難航「景気テコ入れ」か「構造改革」か

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   <テレビウォッチ>停滞していた政府・与党がようやく動き出した。なかなか決まらなかった臨時国会の会期が、9月12日から11月20日までの70日間に決まった。

やっぱり赤字国債?

   が、景気対策の柱となる08年度補正予算案となると、景気悪化をよそに、規模や財源について政府・与党内で意見が分かれ難航中だ。

   今朝(8月26日)の『朝ズバッ!』は、読売新聞に載った『補正巡り調整難航』の記事を取り上げ、司会のみのが「やっぱり赤字国債に頼らざるを得ないんですかね~」と。

   難航している原因は、「構造改革路線派」対「赤字国債の追加発行を念頭に置いた景気のテコ入れ派」の対立。

   記事によると、赤字国債の追加発行を念頭に置いた大型補正に積極的なのは麻生幹事長や保利政調会長で、それに古賀選挙対策委員長も同調しているという。

   一方、小泉構造改革路線の継続を求めているのが中川秀直元幹事長で、大型補正には慎重という。

   この意見の違いは、何が国民の支持、つまり選挙で票を得られる政策なのかというわけだが……

   みのは「景気を刺激しようとして赤字を増やしてもしょうがないでしょう。その前にカットしなければいけない無駄がどれだけあるか。忘れちゃダメなんですよ」。

   毎日新聞論説委員の与良正男は「(赤字を)減らそうと、小泉改革以来やってきたんですからね~。何をもって大型補正なのか。2~3兆円規模といわれていますが、国民にとっても思案のしどころでしょうね」。

   一方、弁護士の道あゆみは「バラマキのカタカナ4文字の印象が強すぎて、問題の本質が伝わらない気がする。安心実現というなら、必要なところにはお金を配置すべきだ」。

   三者三様だが、景気の先行きをどう判断し対処するかについては、やはり頼りない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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