「料理は愛情」 きれいごとじゃなかった

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   秋、といえば言わずもがな食べものがおいしくなる季節。というわけで今回の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は食の秋スペシャル。今まで登場した3人の食のプロが登場。食の秋とからめて、食について語ると思いきや番組は料理番組に。

   すきやばし次郎・小野二郎からは『ばら寿司』と『いくらの醤油漬け』、茶師の前田文男からは美味しいお茶の入れ方を。そしてレストラン カンテサンス・岸田周三からはメカジキのポワレの作り方を番組司会の二人が教わるという構成。レシピはNHKのページから手に入る。

   よく料理は愛情だと言うが、それは本当だろう。見ていて思ったのだが、作業の一つ一つに驚くほど手が込んでいる。人々が払う代金以上の感動を届けるのがプロの料理。それは感動させたいという愛情。家庭での料理も同じだろう。食べてくれる人がいるから、喜ばせようと愛情を込める。自然と料理にかける手間も惜しまなくなる。ばら寿司にしろ、ポワレにしろ、1人で食べるのにこんな手間のかかることをする人はきっといないはず。

   さらに誰かと食べれば美味しくなるとよく言うが、それは脳科学で証明できるのだとか。「お花見やパーティで食べると美味しく感じませんか」と茂木。たしかにそうかも。脳にはミラーニューロンという神経細胞があると考えられており、相手の行動を自分のことのように受け止める働きをする。周りの人が美味しく食べる様子を我がことのように受け止め、自分も美味しく感じるというわけだ。

   自炊は毎日するが、やはり1人だとそこまで手間もかけないし、寂しい。ペットの犬と暮らしてはいるが、僕の作った料理を食べてくれるわけもない。すきやばし次郎のばら寿司を教え通りに作るから、どなたか一緒に食べる人いませんか……。

慶応大学 がくちゃん

   *NHKプロフェッショナル 仕事の流儀(2008年9月23日放送)

文   慶応大学・がくちゃん
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