「後期高齢者」ブチ切れさせた お役所からの「恐喝まがい」

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   <テレビウォッチ>「督促状が来たんだけどどういうこと? 電話かけてもつながらなくて」「わかんないからね、よたよたと来たのよ」「なんで通帳から落ちないの? なんで別になるの?」「督促もらったの初めてだから腹が立って」

どうするんですか

   きのう(10月8日)、東京・大田区役所窓口は、お年寄りが続々と押しかけて大混乱になった。電話も鳴りっぱなしで、職員は平謝りだ。

   これ、後期高齢者医療制度への移行に伴う保険料納付の手続き。75歳以上の人たち(後期高齢者)を、これまでの国民健康保険から切り離し、年6回に分けて、保険料を年金から天引きすることになった。

   制度は4月に発足したのだが、29の自治体では天引きの態勢が間に合わないと、10月にずれ込んだ。この15日が最初の天引きとなる。ために、4月からこれまでの保険料は納付書で納めなければいけないのだが、そんなことほとんどだれも知らない。そこへいきなり督促状というわけだ。

   それも、「期日までに完納されないと、財産等の差し押さえを受けることがあります」となっていたのだから、みんな驚いたり、キレちゃったり。

   大田区では、督促状兼納付書を1万通出した。制度が変わったことを知らない人、知っていても手続きを知らない――そんなひとばかり。区役所では、「丁寧は説明が必要だったのかな。PRが足りなかったと思う」。

   目黒区では、2万3000人の加入者のうち約6200人に督促状が発送された。ために、今月2、3日だけで300人の高齢者がやってきた。状況はまったく同じだ。

   「朝ズバッ!」が29の自治体に聞いたところ、回答のあった28自治体のうち20が督促状を発送していた。総数約15万通。これが保険料未納の数で、加入者の約2割にあたる。大部分は、国民健康保険で口座振替をしていた人で、4月以降も、これまでと同様口座振替されていると思っていたらしい。

   むろん先に納付書が送られていたが、気づかない人が多かったということのようだ。

   みのもんたは、「こういうことが起こること自体、制度を根本から考える必要がある。どうするんですか。舛添厚労相は」

   「やるって言ってるんだけどねぇ」と嶌信彦。

   督促状の文言の、「財産の差し押さえも」を指してみのは、「恐喝まがいだ」「怒りますよね。電話をかけても通じない。でかけていっても解決できない」

   やっぱり、政権交代しかないか。

 
文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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