テレビとマンガは違うのだ 「ブラッディ・マンデイ」に思う

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   <テレビウォッチ> TBSの新ドラマ「ブラッディ・マンデイ」。天才高校生ハッカーが、ウイルステロなどに立ち向かうというお話。マンガ原作のドラマ化だ。

   何でもTBSとヤフー、マイクロソフトがメディアミックスでさまざまな情報を伝えるそうだ。

   最初を見る限り、サスペンスものなんだか学園ものなんだか、それともホームドラマなんだかよく分からない。どうしたいんだろう。やたらと学校の教室でパソコンのキーボードをうってる場面が流れたが、目がつかれてしまった。高校生が授業中にあんなに勝手にパソコンうっていいのか? カタカタうるさいんじゃないか、などと思うとちょっと腹もたってきた。今どきの高校の授業風景は知らないが、これは自分勝手な行為で何かはきちがえてるんじゃないか、と心の中で突っ込んだ。ハッカーがヒーローというのもどうもしっくり来ない。

   どうも感動がないというか、実体感がない。ネットのやりとりが多く、また犯罪者相手だから仕方ないとはいえ、出てくる人間もウソツキが多い。テレビの作品としてピンと来ない。読んだことはないが、きっとマンガで読むと面白い話なのかな、とは思った。また、やりようによっては映画としてもいけそうだ。

   このドラマは確かに金はかかってそうで「大作」には違いない。が、テレビ向きじゃない展開をしているように見える。人を殺すシーンとか、マンガとテレビとでは描き方に差をつけるべき、というのが分かってない。公共性も違うし、違うものさしがあるものだ。気分がよくないシーンもあった。

   東宝も製作に入っている。となると後に映画化を予定してるのか、と思ってしまう。確かに映画なら成功するかもしれないが。

   ともかく、メディアミックスも結構だが(そう騒ぐほどの新味はないが)、テレビとしてのあり方を考え直してほしい。

      じじいには さっぱり分からぬ 別世界

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