株「最安値」 「博打なら損してもガタガタ言う必要ない」
<テレビウォッチ> 「丁半の世界と同じだぁ」とみのもんたの株嫌いが炸裂した。きのう(10月27日)の東証の終値が7162円90銭とバルブ崩壊後の最安値を大幅に割り込んで、とうとう1982年レベルにもどってしまった。
午前の終値こそ下がって戻って、30円のプラスで、麻生首相も「プラスなんだからちゃんと書いてよ」と記者にいってたのだが、その後出した緊急対策をあざ笑うかのような急落となった。さあ、みのの出番だ。
「ひとつだけ言っときますが、株式投資というのは本来、ひとつの会社を信頼して、これに投資したらどれだけ配当があるか、というもの。それがいまや利ざやを稼ぐ博打になっちゃってる」とここまでは、ちょっと古いがその通り。
ここから脱線して、「わたしに言わせれば、空売りなんてのを認めたのがおかしい。博打なら丁半の世界だから、損をしたからってガタガタいう必要ない」とまあ、その通りだけど、みのの頭は明治時代で止まってるらしい。
きのうはニューヨークでもダウが203ドル下がって、8175.77ドル。これがどういう意味を持つかを、岡安弥生が説明する。「風が吹けば桶屋が……」式で日本のお金が回らない、一般家庭は……と。
みのは「日本は米中のはざまで、置き去りなのでは?」
与良正男は、「家計に一番は円高ですよ。それで、株が引いていく。早くから内需拡大がいわれているのに、このところは、中国の安いもののおかげで保って来た。それが、安全の問題でだめでしょう。未来の安心を政治がどう作って行くか」。
みのは、「経済の専門家が、国会議員に増えないといけない」。
専門家はいるんだけど、そういえば、大蔵省のOBばかりか。あれらに任せてきたからこうなった?