「できないなら都議のバッチはずして」 「救急」整備に本腰を

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   <テレビウォッチ>救急搬送を8つの病院に断られ、意識不明のまま出産したあと脳内出血で亡くなった主婦(36)の夫がきのう(10月27日)厚労省で会見して、「妻の死を無駄にしないで」と訴えた。「安心して産める社会に」と。

命に関わるんですから

   かかりつけの産科医が送り込んだのは都立墨東病院で、実は最初に「当直医が1人だから」と断られたところ。同病院が非番の医師を呼び出して対応したのだが、この間に7つの病院とのやり取りがあって、搬送されたのは最初の要請から1時間20分後。産科医からたった700メートルの距離だった。

   夫はこの間の事情を、「救急車に乗せた時には、『目を開けて』というと目を開けた。病院に着いたときにはもう目を開けなかった。ただ、手を握ると握り返してきた」と話した。

   主婦はその後、帝王切開で男児を出産し、脳外科の手術を受けたが、3日後に亡くなった。搬送の遅れと死亡がどう関わるのかは、難しい問題だろうが、夫は、「やりきれない。(頭を)痛がっている様子を見てもどうにもできない。なぜこんな大都会で、誰も助けてくれないんだろうと思った」という。

   病院が断った理由は、「満床」「手術中」「切迫感なかった」などさまざまだが、一つを除いてどこも「総合周産期母子医療センター」だった。専門家は、NICU(新生児集中治療管理室)の不足をあげる。救急搬送数に対する受け入れ数は、2007年度で28%だった。

   これも問題だが、やっぱり大本は医師不足だろう。舛添厚労相はきのう、「必ず予算を獲得する」といってはいた。

   道あゆみは、「安心して子供が産めるように、というのに反対する政治家はいないと思うが、なぜそうならないのか、憤りを感ずる。政治家が本気じゃないんじゃないかと思うことがある。子育てに関わってないんじゃないかと」。

   みのもんたは、「舛添厚労相と小渕少子化担当相と並んでここへ出てもらおう」。

   与良正男は、「医師不足が根幹。東京はそうでもないと思われていたので、ぬかりがあった。地方では、開業医が手助けしたり、どこかが最終的に責任を負うような態勢がある」という。

   「そこで」とみのがフリップを持ち出して来た。「青森県立中央病院、名古屋第一日赤病院では、満床でも受け入れる。千葉、大阪、奈良では、搬送先をさがすコーディネーターがいる。これがお医者様の道ではないですか」。奈良は先に同様の問題を起こして、態勢を整えたのか。

   さらに、「産まれてくる命に関わるんですから、これができないんなら(議員)バッジをはずしてもらいたい」と。

   与良が、「都議会もね」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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