2024年 5月 5日 (日)

柔道石井の今後 プロの「エンターテーナー」?

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   <テレビウォッチ>テレビ報道から受けた印象は新タイプの「新人類?」。が、今朝(11月4日)の印象は違った。

まったく違いました

   キャスターの小倉が先週金曜日(10月31日)、柔道の北京五輪男子100キロ超級金メダリスト、石井慧選手(21)にインタビューした内容を報じた。

   まず、総合格闘技への転向について石井は「北京五輪の前からプロ転向は頭の中にあった。30過ぎてからとか、体力が落ち始めてから(総合格闘技に)行くよりも、自分が一番脂の乗った時に行って、世界一になりたいと思った」と。

   また、柔道への思いについて石井は「自分が(総合格闘技の)世界チャンピオンになることによって、柔道が格闘技で世界一強いことを証明したい。世界チャンピオンになることによって柔道の底辺拡大にもなると思う。そういう形で柔道に恩返ししたいと思っている」とも語った。

   小倉も自分の夢を率直に話してくれた石井に好印象を持ったようで、次のようなエールを……

「彼には初めて会ったのですが、印象はまったく違いましたね、プロのエンターテーナーとして、格闘技をやっていく時に、自分とは別のものを表現しながらやっていける人なんですよ、多分」

   さらに、先(10)月23日の「秋の園遊会」で、天皇陛下に「この次のオリンピックを目指されるのですか?」とお言葉をかけられて、石井は「目指しません」と明言したのだが……

   園遊会終了後、「ロンドンを目指さない、と言ってましたね?」というテレビのインタビューに「そんなこと口が裂けても言いっこないですよ」と、否定した経緯にも触れた。

「あの時は、天皇陛下にだけは嘘をつきたくない、正直に話そうと思っていた。まさか(マイクで)声を取られているとは思っていなかった」

   総合格闘技はさまざまなグループがあるが、一時のブームに比べると陰りが見えているといわれる。

   21歳という体力、気力で、最も「旬」な時期に挑む石井。下り坂といわれる総合格闘技界の救世主になりうる可能性は十分あるという。所属団体がどこになるか注目されるところだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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