「治療明け」朝青龍に 「柔道石井との対戦」望む声
2008.11.06 11:15
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<テレビウォッチ> 朝青龍(28)が、九州場所を前にして、ようやく戻ってきた。ひじの治療を理由に母国モンゴルへ行き、帰日予定を3度も延ばしていたのだ。
きのう(11月5日)の路上会見では、笑顔も交えて答えていたが、「どんな治療を?」と聞かれると、「それは自分で調べろ」と彼らしい不機嫌さは相変わらず。師匠の高砂親方は、九州場所出場は厳しいと仄めかしつつ、「出るにしろ出ないにしろ、正念場であることは本人が自覚している」と言う。
中澤潔(相撲ジャーナリスト)は会見の印象を「もう少し緊張感があるかと期待したが、以前とあまり変わらない。正念場を迎えているということであれば、もっと自分自身が気概を出さなければいけない」と話す。
江上剛は「ヒールで強いから魅力があった。念願のモンゴル場所を実現して一仕事やり終えた感じ。人間的にまるくなって相撲に対する熱意が少し落ちている気がした」と語る。
石丸幸人も「ダラダラつづけてもらってもしようがない。すぱっと総合格闘技とかに転向してもらって石井と戦ったらいい」とつき放す。
頂点をきわめて、富も身につけた、やることはやった、実力的に白鵬に勝てなくなってきている、となれば、引退の2文字が頭をかすめてもムリはない。赤江珠緒は「横綱としてこのままって訳にはいきませんもんね」と締めたが……。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト