2024年 4月 27日 (土)

景気対策なら「金持ちに出した方が使ってくれる」 給付金問題

   <テレビウォッチ>「みなさん、どう思いますか?」とみのもんた。定額給付金(2兆円)は「景気対策なのか、低所得者への社会保障なのか。もし社会保障だというなら、後期高齢者の保険の自己負担分(1.1兆円)に回した方がいい」

   はじめ、「全世帯」といっていた給付対象が、「所得制限すべき」という意見が出て、とうとう「高額所得者は辞退が望ましい」となっちゃった。麻生首相はきのう(11月10日)、記者の質問に「(所得制限を設ける)法律いつ通ります?」と開き直った。

   たしかに、所得制限を設けると、所得確認手続きが必要だし、いくらで線を引くかが大問題。支給業務の市町村窓口は大変なことになる。そこで、「自主的な辞退」というわけ。これなら法手続は要らない。しかし、その過程で、景気対策から社会保障に話が移ってしまった。

   みのは、「お金をばらまくから使えよといってるが、低所得者は貯蓄にまわる。景気対策なら、お金持ちに出した方が使ってくれる」
   与良正男は、「貧しい方々に、という言葉がふえてきた。それは社会保障の領域で、ボクだって欲しいけど、医療とか介護、年金になぜ地道に取り組まないのかな」

   みのは、「昔ねずみ小僧は、お金持ちから盗んだ金を貧しい人に配った」
   三屋裕子は「こんどのは税金ですよ」
   与良は、「日常会話が『もらった?』『もらわない』という話になる。これは子どもの世界にまでいく。いやらしいことになる。自発性に任せるなんて法治国家のやることではない」

   ニュースを読んでいた蓮見孝之にみのが、「あなたは高額所得者?」と聞いて、蓮見は絶句。竹内香苗が、「頂けるものは頂きたいですよね」

   「結局そういう話になっちゃう」と与良。三屋も「絶対になりますよ」
   もとはみえみえの選挙対策なのに、肝心の選挙が先へいっちゃって、かえって性根が露わになったか。

文   ヤンヤン
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