関西浮揚の計画 「関東大震災」抜きで検討を

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   <テレビウォッチ>兵庫県の井戸敏三知事がおととい(11月11日)、「関東大震災があったら(関西浮揚の)チャンス」と発言して物議をかもしている。あの橋下大阪府知事までが、「不適切発言の多いボクからみても不適切」というほどだが、これがテレビ紙芝居「めくり斬り」になった。

物言えば…

   きのう石原東京都知事が苦言を呈した、曰く、「役人の浅智恵。良くいえばバカ正直。他人の不幸をチャンスとして喜んじゃいないだろうけど、そういう表現は日本人の感性になじまないね」

   問題の発言は、「関東大震災が起きれば、相当ダメージを受けるから、(関西が首都機能を引き受ける)チャンスですね。チャンスを生かさない手はない」というもの。知事は旧自治省(現総務省)の出身。

   そもそもこの2人には因縁があった。昨2007年の4月、石原知事が「神戸の地震のとき、首長の判断が遅かったから、2000人余計に死んだ」と発言した。これに井戸知事は、石原発言を否定したうえで、「防災の総責任者が、そのような認識だけで思われているとすると、いささか心配ですね。東京都の人たちもきっと夜も眠れなくなるんじゃないか」とやった。

   みのは、井戸知事の発言だけを、口をひん曲げていじわる風に読む(いつから石原の味方になった?)。兵庫県にはきのう、350件以上のメールや電話が寄せられ、大半が批判的だったそうだ。

   井戸知事は発言について、「(言葉遣いは)適切ではなかったかもしれない」と言っているが、これまでのところ、発言撤回の意志は示していないとか。もっともその後の報道によると、知事は13日の会見で謝罪し発言を撤回した。

   そして落ちは、「物言えば 唇寒し 秋の風。バショーッ」で、にんまり。いまいちひねりが足らなかった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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