重要目撃証言「警察に言わなかった」ワケ 千葉・女児遺棄事件

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   <テレビウォッチ>千葉・東金市で5歳の女の子が殺され全裸で見つかった事件で、おととい(12月6日)死体遺棄容疑で勝木諒容疑者(21)が逮捕された。衣服が見つかったマンションの住人だった。事件発生が9月21日だ。なぜ2か月半もかかったのか?

テリー:子どもの方が…

   逮捕の決め手は、殺された成田幸満ちゃんの衣服が入っていたビニールのレジ袋の指紋だった。袋は、マンションの駐車場に置かれていた。供述によると、3階の自室の窓から投げすてたのだという。遺体は、そこから100メートルほど離れた民家脇の側溝に置かれていた。白昼どうやって運んだのかを、だれもがいぶかったのだが、驚いたことに、これを目撃していた人がいたのだという。「裸の子どもをかかえているのを見た」と。

   時間がかかったことについて元警視庁の田宮榮一は、「あまりに近くの人間だから、目撃されても当たり前。また指紋は、分割されていた可能性もあるから、難しい作業だったと思います。容疑者の指紋も別に採取しないといけないし」という。

   加藤浩次は、「住民全員から採取はできないんですか?」

   「これはむずかしい」と田宮。

   で、お決まりの容疑者の人間像だが、これが難物だ。

   テリー伊藤は、「知的発達遅滞があるんでしょう。性に対する興味もあるでしょうが、成人女性よりも子どもの方がやりやすいというのがあるんでしょうか」

   勝谷誠彦も、「勤めを辞めたことで、何か突然スイッチが入っちゃったのか」

   今の段階で何をいってもすべて推量だ。容疑者が逮捕され、いまは死体遺棄だが、これから殺人へ向けて展開するのだから、それは警察にまかせておけばいい。全容がわかるまでには時間もかかりそうだ。

   それよりもいま注目すべきは、「裸の女の子をかかえて」という目撃情報がなぜ生きなかったのかだろう。事件が起こった後、決まって「音が聞こえた」など証言が出てくるが、なぜそのときのぞいてみるとかしなかったのか、と思うことは多い。無関心と情報伝達の悪さは、事件の予防にも関わる大きな問題だ。

   ところがレポーターの阿部祐二はあっさりと、「話したけど、そんなことある訳ないじゃないかと誰もとりあってくれなかったんだそうです。だからこの男性は、警察にも話さなかった」で終わってしまった。なぜその男性と周囲に聞いてみないのか。

   代わりに彼は、現場の病院から公園、容疑者の自宅まで歩いて見せたりした。それも、こう歩いただろうという推測だ。これこそ余分な時間稼ぎ。だいいち、カメラの前をレポーターが歩く映像を、そろそろ卒業したらどうか。カメラだけが歩いた方がずっと新鮮だった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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