「最近キレイ。理由は?」 返ってきた生々しい回答

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   最近、私の回りでとてもきれいになった女性がいる。乾燥する冬の季節にも関わらず、お肌もぷるんっと張りがあり潤っている。

   コチトラ、カラッカラに乾燥したオフィスで目を吊り上げて仕事をし、肌も心もカラッカラなのに~!!! いいな~! いいな~! どうして急にそんなにきれいになったんだろう。

「あらそう? 女はさぁ~」

   女子トイレでの女子トークの定番、彼女に美貌の秘訣を聞いてみた。

「最近、すごくキレイになったんじゃない?」

   余談だが、今私が『最近』と入力するとご丁寧にPCは『細菌』と変換してくれた。ああ~っ! 『恋』と入力すれば『鯉』と出るし、まったく! 潤い不足の女子力低下な私は、漢字変換にも表れているんだろうか……

   話はそれたが、カラカラな私に対して、ぷるんっ嬢からの答え。

「あらそう? ありがとう。女はさぁ~、抱かれてないとダメなのよね~」

   ガクッ。うわ~、リアルな答えが返ってきた。

   模範解答である「えっそう? そんなことないと思うけど~」という取り繕った謙遜の答えではなく、カラカラ女子の問いに直球で返してくる。

   さすが、キレイになった女は、余裕があるってもんだ。

「はぁ~、そういうもんなんですか。じゃぁ、彼氏が出来たんですか?」

と、恋愛幼稚園レベル脳の私はおずおずと聞いてみる。

「そうよ、男は出来た。」

   むむっ? 彼氏ではなく、男が出来た。これっ、どういう意味っすか~? さて、ここからが彼女の独壇場。尤も、自慢したくてたまらなかったんだろう。彼女の話は、こうだった。

   仕事場で出会った一回り上の男性と、現在不倫中。だが、別の男性からも告白。事情を話しても、相手は彼女が振り向くまで待つと言ったそうだ。さらに、また別の男性から誘いがあり、その相手とは逢瀬を楽しんでいる。

   なんだかな~。と、ここで私は深くため息。彼女の話はまだ続く。所詮彼は妻子持ちなので、将来は考えていない。男たちの話をして、不倫相手が嫉妬するさまを見るのが楽しくて止められない。

   しかし、これではイカン!と、将来を見据えた付き合いが出来る男を探したいと思っていた所、理想的な相手と出会い、今はその男性と成就することを願いながらも3人の男性とはなんらかの関係を保っているというツワモノだった。

   ここまで聞いて、やっと恋愛幼稚園児の私にもわかってきた。昔から言われているように、恋する女、愛されている女は美しいのだ。どんな美容方法も、恋には勝てない。さらに彼女の場合は男たちに愛されるために、これまで以上に美容にかける時間が増えたという。これぞ美の二段階方式。男に愛されて美しくなり、男に愛され続けるために美容に時間をかける。うまくできてるもんだ。恐るべき、愛と美の連鎖反応だ。さて、まずはどちらから始めるべきか。

   ニワトリが先か? 卵が先か……?ウムム~。どっちが先や?

   そう頭で考えるだけで、カラカラ女子の私は既に面倒になってきてしまった。

モジョっこ

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