08年「もっともやる気が急増した賞」 このコメンテイターでしょう

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   <ワイドショー通信簿番外編1>日テレのスッキリ!!という番組をウォッチしていた10月下旬、担当編集者から一通のメールが届いた。「司会の加藤浩次が来年3月で降板決定と週刊誌に出てるが、どんなもんでしょう」という話である。

   週刊新潮を読んでみると、加藤が他番組の収録に参加するためにスッキリ!!のナマ放送を早退したことがお上の怒りを買い、また高額のギャラがネックとなって、クビが決まったという。その時点では、加藤本人はまだクビを知らされておらず、「知らぬは本人ばかりなり」なのだそうだ。その後も、あれは誤報である、いやいや後任は陣内智則で調整中らしい――など諸説入り乱れ、飛び交ったものだ。

張り切っているように見える

   筆者的には「降板」は意外な感じではあった。かつて朝の情報ワイド界の深く静かな潜航艇と呼ばれたスッキリ!!。加藤自身も粗雑な仕事ぶりで、いつ番組が終わっても準備はOKとばかり、やる気がなさそうであった。それがこの1年ほど、番組内容を整理し、マイルドな「生活」密着感を打ち出すと、番組の視聴率はトップクラスに浮上してきたという。加藤のスタジオを笑わせる活躍ぶりも目立ってきた。昔は悪かったオレだけど、今はもうすっかりパパで、最近は腹も出てきて、ちょっと情けなくなっちゃったよなあオレ――的な、飲料のテレビCMなどで広く周知されたキャラが活きる場面が増えたのだ。

   社会経済的ネタの対応でも、だいぶこなれてきた感じだった。共演のテリー伊藤が「トヨタがさあ、売上7割減ですよ」と不正確な発言をすると、「営業利益が下がりましたね」と訂正したシーンはその象徴で、ちょっと驚かされたものだ。今年もっともやる気が急増したコメンテイター(司会者)賞があるとすれば、加藤が受賞してもおかしくない。

   そんななかでの「降板決定」報道。報道前後の加藤の態度にはとくに動揺、変わったところはなく、それどころか、それまで以上に張り切ってるようだった。が、それはひょっとすると、朝の帯番組という――お笑いタレントとしては制約も多そうな仕事から解放されるとわかったが故の明るさだったのかもしれない。結局、報道の真偽はまだよく分からない。ともあれ、春までのスッキリ!!では、加藤の言動と態度に注目して見るのも一興かもしれないのかもしれないのである。

ボンド柳生

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