CG駆使の大作もいいが こんな人間ドラマもっと見たい(08年ベスト映画下)

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   <エイガ探偵団>邦画の復活が叫ばれて久しい昨今、テレビ局制作の映画が大半を占め、ドラマや漫画原作の映画が次々と制作されている。その実、過剰と思えるほどの宣伝や広告による、話題性が先行しただけの作品も多い。

   しかし、そんな邦画人気によって映画制作の現場も活気付いたのか、優れた作品も生み出されている。今年は、モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した「おくりびと」が国内外の評価も含め、ベストの映画だった。

   感動もさせながら笑いもあって、エンターテイメントとして優れているし、納棺師という馴染みの薄い職業を題材にした着眼点もすばらしい。映画の中では、古来からの伝統を引き継ぐ納棺師と現代人との死生観のギャップを上手に表現している。幅広い世代が楽しめ、しかも、死という人間の根源に訴えかけるような深いメッセージ性を持つ、色々な側面から観客をひきつけた作品だ。

   ハリウッド並みのCGを駆使した大作邦画も面白いが、これからも「おくりびと」のような、人間ドラマを描いた良作が次々と生み出されていくように期待したい。

ジャナ専 ぷー(JJC漫画研究会部長)

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