民主党の「質問力」と首相の「漢字力」 危機的なのはどっちだ

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   <テレビウォッチ>KYとは「空気が読めない」のか「漢字が読めない」のか。読み間違えですっかりミソをつけた麻生首相だが、1月20日の参院予算委で民主党の石井一副代表が、首相に「読めますか?」と「漢字テスト」をしたことで、ちょっとした騒ぎに。

いじめてどうする

   質問直後から、民主党本部に苦情の電話やメールが殺到したというのだ。「経済をどうするかというときに、何やってんだ」と。まさにその通りだろう。

   だが、石井氏があげた漢字一覧は、実は文芸春秋の昨2008年11月号に麻生首相自身が書いた論文から抜き出したものだった。質問の主旨は、「あなたの語学力からして、だれかが書いたと思わざるを得ない」という点にあった。

   まあ、一般的にゴーストライターくらいいても不思議ではないだろうよ、はいわば常識だが、それはともかく、あらためてみると、まあよく、およそ使うことのない言葉を並べたものだ。

   就中、唯々諾々、揶揄、畢竟、叱咤激励、中興の祖、窶し、朝令暮改、愚弄、合従連衡、乾坤一擲、面目躍如

   葉山エレーヌがボードで示して、加藤浩次とテリー伊藤がテストを受ける。

   「これ、読めないよー」と加藤。

   「やゆ」「めんもくやくじょ」「ぐろう」……と進んだところで、エレーヌが「『やつし』とか『ちゅうこうのそ』とか、意味もわからない言葉が並んでます」

   テリーが、「麻生さん書いたんなら、読めるだろということなんだけど、違うかもしれないからね」と。このあたり、あまり突っ込めない。

   八代英輝は、「(論文を)読んでましたから、ああいうやり方はどうかなと思う」と石井副代表に疑問を。

   テリーは、「大事なときにこんなことやってて、という批判は正しい。こんなことでいじめてどうする」

   だれが書いたかは、聞かぬが華。にしても、ワープロは変換キーをポンと押すだけとはいえ、もう少し漢字に気を使ったら? 

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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