2018年 7月 23日 (月)

朝青龍復活優勝にみる マスコミの「勝てば官軍」体質

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   <テレビウォッチ>朝青龍が初場所で優勝した。場所前は「負けて引退だ」などと断罪状態だった。

   ふたを開けてみると快進撃で視聴率も好調、千秋楽は27.1%と同時間帯トップの成績だった。ヒール役は大事だったということか。大いに盛り上がった。

   朝青龍は「規格外」の人だ。稽古はあまりしない、巡業はサボる、事業もやる、と従来の相撲とりの寸法には合わない。ガッツポーズをしたと問題視する声もあったが、朝青龍がガッツポーズをしてもあまり驚き感はない気がする。

   当初注目を集めたのは、負けろ負けろ、という最近目立つ不寛容な気持ちの表れだったと思う。しかし、途中からはマスコミも手の平を返して賞賛しだした。スポーツ紙もワイドショーも、何を考えてるんだ、と驚くまでの豹変ぶりだった。

   朝青龍はよく頑張ったと思う。しかし、ほかの力士がだらしないとも言える。相撲は本来、練習の積み重ねが問われるものだったはずだ。それが、肘が痛いのなんのとろくに練習してない力士に、横綱とはいえこんなに負けていいものか。もっとも朝青龍も場所中は酒を断つなど節制に努めたらしくその集中力はすごいと思う。

   朝青龍のがんばりを評価するのはいいことだと思う。しかし、マスコミの取り上げ方は「勝てば官軍」と言わんばかりのものだ。そこは違う、ということは押さえてほしい。決して「勝てば官軍」なのではない。

      巡業は ちゃんとやろうぜ サボらずに

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