教授の痴漢無罪「3対2」の意味 小倉智昭の「踏み込んだ」分析

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   <テレビウォッチ>小田急線の車内で女子高生に痴漢を働いた――として、1審2審で連続有罪判決を受けた防衛医大教授が最後の土壇場、最高裁で逆転無罪判決。

公言していいのか

   番組冒頭、小倉智昭キャスターはいつものように凝縮、濃縮感のないオープニングトークで、問わず語りにだらだらと事件(裁判)の経緯を振り返っていた。

   曰く、無罪判決とはいえ、判定は3対2のスプリット。「疑わしきは被告人の利益に」という文言も伝わっており、「本当にやってないんだろうか、というのがついて回ると思いません?」「あのセンセイって、本当はグレーじゃないのって」

   「オグラさん」。聞き手の笠井信輔アナが不安そうに蒼い顔して口を挟む。「いまのトークってけっこう踏み込んでる。そっちのほうに行くとは思わなかった」。「問題発言」の危険な香りを嗅いだようだ。

   「それを話すのは、その先になにか言いたいことがあるから?」と笠井。長年オグラのお供をつとめる笠井にも、言いたいことが分かってないのだと分かって、視聴者的には安心である。

   そこでオグラが明らかにした「言いたいこと」は、次の通り。「3対2とか、『被告人の利益』だから無罪って公言していいのか。裁判は無罪だったら、無罪なんだよって」

   それでも、さほど意味が明確ではなかったが、どうやら裁判の無罪判決の詳細は被告人の利益のために非公開にしたほうがいい、との趣旨のご意見らしかった。だが、今日ばかりは、視聴者に対して異論の存在を容認するなど、少々自信なさげなオグラではあった。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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