消防車「10万円から」でオークション 買った後はどうすればいい?
<テレビウォッチ> ネットオークションにとうとう消防車が登場した。出したのは群馬県みどり市。真っ赤な完全装備の消防車から、レポーターの吉田豪が消防士姿で降りたって、「こちらです」。
2トンの水槽つきで、放水銃もついているし、桜をかたどった市のマークもついたまま。とにかくピッカピカという感じ。ただ、緊急車両ではなくなるので、赤色灯やサイレンなどははずすらしい。
1989年に旧笠懸町が購入したものだが、20年経っているので、2007年に合併してできたみどり市が放出に踏み切った。吉田が「赤江さんでも買えるんですよ」という。
赤江珠緒が「えー、公道を走れるんですか」
「緊急車両でなくして、車検を通ればだれでも乗れます」
肝心の「お値段は?」
購入したときの価格は1735万円だが、今回の最低価格はなんと「10万円」
スタジオは異口同音に「安い」。みんなうれしそうだ。本当に安いのか?
吉田はここで、「消防車としての機能を証明しないといけません」と、実際に放水を始めた。もの凄い水量で、慣れない吉田はぐらぐら。これに放水銃も加わって、広場の一郭に立てた標的の「火」を、あっというまに「鎮火」してみせた。
小木逸平がたちまち悪のりして、「火災現場にボランティアで駆けつけたら?」
「ダメでしょう」「そりゃぁダメだろう」と赤江と鳥越俊太郎。
「免許証は?」「普通免許でいいそうです」「ほー」(07年の法改正以後の免許では、中型になるという)
そのYahooの官公庁オークションは、入札参加申し込みが5月12日まで。5月26日から始まるのだそうだ。いったいどうなることやら。財政難の自治体あたりが安く購入して、消防車として活用するのがいちばんいいのかも。