蟹江・一家3人殺傷事件 「ナゾだ」はもういい

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   <テレビウォッチ> 愛知県蟹江町で起こった一家3人殺傷事件。発生から9日になるが、われわれに届いている事実は、発生のその日のうちに警察はわかっていることばかり。それを毎日少しづつ小出しにする。メディアも素直で、これも異常だ。

警察は…

   この日(5月11日)の番組も、高村智庸の現地ルポ(といっても、いまだに現場に近寄れない)をもとに、CGで整理してみせる。

   次男の山田雅樹さん(26)が出勤しないことを不審に思った勤め先の上司が警官を伴って、山田さん宅を訪れたのが、5月2日正午過ぎ。ドアの鍵は閉まっていたが、そこで手を縛られたままの3男の勳さん(25)が飛び出してきていった。

   「中にまだ2人いて、死んでいる。犯人は逃げた」

   警官が中をみると、黒い服を着た男が座っていた。警官は、家族だと思い「出てきなさい」といったが、ちょうど無線の交信が入ったので、外へ出た。2分ほどで戻ったとき、男はいなかった。

   そして次第にわかったこと。次男が居間で殺されていた。2人の母親の会社員、喜保子さん(57)は、押し入れで遺体でみつかった。飼い猫も殺されていた。

   凶器はスパナ、包丁、ナイフと3種類。血の付いたタオルや衣類が浴槽や洗濯機からみつかり、室内は血が拭き取られ、家族の指紋以外なかった。問題の黒い服の男は、少なくとも9時間以上部屋にいたことになる。

   高い金をかけて作ったCGだろうが、一緒にいたはずの上司の姿がない。救出された3男の様子もない。警官がのぞいている姿は、中へ入るのを怖がっているように見えた。警察がくわしく説明しないからこうなるわけだ。3男だけがなぜ殺されなかったのかも、わからない。

   本来なら、発表の仕方がおかしい、捜査本部の指揮がどうなってるのか、県警本部長は……とメディアが突き上げ、それでもダメなら、話は警察庁にまでいくはず。メディアが警察からのエサをじっと待っている感じである。

   赤江珠緒が、男の目撃情報について「公表が遅かったですよね」

   鳥越俊太郎は、「取り逃がした失態を隠したい。警察は身内のミスを隠したがるものだから」などという。もっと怒ってくれよ。

   「ナゾだ、ナゾだ」はもういい。メディアが出さなければ、話ははじまらない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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