浅野ゆう子の「秘密」 そんなに簡単に分かるもの?

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   日テレのドラマ「ザ・クイズショウ」。櫻井翔がクイズ番組のMC役で、質問しながらゲストの過去を暴いていく筋立てだ。

   舞台となるクイズは、みのもんたが「ファイナルアンサー?」ってやっていたあのスタイルを思い出してもらえばいい。

   見た回は浅野ゆう子が大熱演をみせてくれた。占いの先生なんだけど、自身の不幸な過去が次々と明らかに…という展開だった。櫻井翔の方も、若いのに似合わず巧みな演技を見せていた。毎回浅野クラスの大物がゲストでしっかり演技を披露するのなら、そこそこの見ごたえはあるのだろう。

   しかし、ドラマとしてはどうも爽快感がない。クイズ番組シーンに力点があるせいか、変化が乏しくドラマ性が落ちる。MCがすべてを知ってる、という流れがその動機とともにしっくりこない。それに「秘密」の割には簡単に暴かれすぎだとか、どこか無理があってとっつきにくく感じる。「ライブ」の字幕を「ドラマ上の生放送ですよ」という文脈で安易に使うのも如何なものか。

   一方で、テレビ局の現場が描かれているシーンは、とてもリアルに表現している。懐かしく感じるほど、細かい点も上手に再現している。基本は1回完結型だが、MC櫻井のナゾの部分が今後、明らかになるであろう連ドラ的要素もある。あきられずに引っ張るには、もう一がんばりが必要なようだ。

      人の過去は クイズで暴ける ものでなし

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