「鹿児島のイチロー」が恐縮 ホームラン1937本の腕前
<テレビウォッチ>「責任を感じる。ああいう人と一緒に論じられ、並べられると彼の名前を傷つけるわけにはいかない。だから必死です」。このコメントにスタジオ内に爆笑が走った。
コメントの主は、69歳でなお元気溌剌の『鹿児島のイチロー』こと満山一朗おじさん(笠井アナは「おじいさん」と言っていたが…)。
もうお分かりだろうが、「ああいう人」とは、26試合連続安打を達成したマリナーズのイチローのこと。
8年連続200本安打のイチローと競うように、『鹿児島のイチロー』は8年連続してバッティングセンター・ホームラン王を維持している。
9年前に糖尿病を患ったことがきっかけで鹿児島市内のバッティングセンターに通うようになり、ハマってしまったのだという。
そこでバッティングセンターに同行してみると……左前方天井に近い壁際にホームランのマトが。
『鹿児島のイチロー』は、マシーンから出てくる時速120キロの球を「カーン」と軽々はじき返し正確にマトへ。
ホームラン2000本に向けチャレンジ中で、週3回、18時から23時まで欠かさず通い現在、ホームラン通算1937本。あと63本だ。
対する本物のイチローは、メジャー通算安打2000本まであと123本。
ひとしきり続いた笠井の解説のあと、芸能デスクの前田忠明が「ホームランのマークが一番打ち易ところに置いてある」とイチャモン。
続けてキャスターの小倉も「本家のイチローの名を汚すなんて、誰もそんなこと思っちゃいないのに……」と。
これには笠井アナも、それを言っちゃ~おしまいよ~とばかり「まー、本人のその思いが記録をつくり続けているんですから……」。
趣味としては最高だ。