2018年 7月 23日 (月)

低迷ドラマ界に喝! 入れたのはこの作品

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   <テレビウォッチ>テレ朝のスペシャルドラマ「刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~」。2夜連続で伝説の刑事を追いながら事件を通した昭和を綴った。

   テレ朝の50周年もので、力が入った大人が楽しめる作品だった。2夜とも同時間帯トップの約20%。しっかりいい結果を出した。

   主役平塚を演じた渡辺謙はよく雰囲気を出していた。吉展ちゃん誘拐事件の犯人役、萩原聖人の演技も特記すべき素晴らしい出来だった。アリバイ崩しの2人の対決では、両者の気持ちの動きが手に取るように伝わってきた。取り調べ室の中という限られた空間での動きを飽きさせずに見せてくれた。これはいいドラマだ。

   監督は石橋冠。72才くらいかな。同じくテレ朝50周年記念企画、ビートたけし主演「点と線」の演出もやった人だ。驚異的なパワーを発揮したと思う。金もかかったろうが、ここまでのドラマをつくるのはすごい、頑張ったなと驚く。出来がいいから話題にもなるし、視聴率の結果も出した。

   ひところドラマが低調といわれた。これは原作漫画をそのまま使い、アイドル頼みで安易につくっていた結果だろう。タレントありきで作品をきちんとつくる姿勢に欠けていた。今回のことで、本気を出してつくれば数字もついてくると改めて分かったのではないだろうか。ここまでの品質のものを生み出せるのは、やはりテレビと映画ぐらいなものだ。低迷するドラマ界に喝を入れた作品だということができる。

      じいさんが TVドラマに 喝を入れ

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