長瀬智也のスパイ役 華麗というより…

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   <テレビウォッチ>日テレ新ドラマ「華麗なるスパイ」。長瀬智也が主役。

   ジェームズ・ボンドの映画「007」シリーズを意識したパロディが到るところに出てきた。長瀬は天才詐欺師で刑務所に入っていたが、テロと戦うために刑務所から特別に出されたという設定だ。前科13犯なので13のミッションをクリアすれば無罪放免になるのだそうだ。13話あるということなんだろう。

   出演はほかに、総理役に渡哲也、アシスト役に世界のナベアツ、深田恭子。特殊兵器開発係に友近、ボス役は寺島進。主役は大衆食堂の3階に住むことになるが、食堂の主人は高田純次だ。テロリストの親玉は柄本明。

   長瀬に人間くささを出す役をさせようというのはともかく、設定がバカっぽ過ぎる。パロディだとしても安っぽい。初回は2時間弱の長尺だった。総理大臣を暗殺するため、テロリストが国会へ向かう修学旅行のバスに爆弾を設置する。そのバスに総理の孫娘(井上真央)が乗っていて、その孫娘が爆弾に詳しくて解除するという、何とも腑に落ちない展開だった。

   長瀬も徹底してずっこけスパイをやる訳でもなく、ニヒルな雰囲気を出している。が、その割にはスパイのにおいが全然しない。ちょっと遊びすぎだろうか。せっかく長瀬を使っても、これではきつい。車の助手席が飛び出したり、床が割れて人が落ちたりといった「007」ネタもこんな使われ方ではかわいそうだ。

      ボンドには 及びもつかぬ 粗悪品

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