2018年 7月 20日 (金)

裁判員はなぜ「疲れた」か コメンテーターは関心なし?

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   <テレビウォッチ> さいたま地裁で行われた2例目の裁判員裁判の終了後、記者会見に臨んだ裁判員たちは一様に「疲れた。ホッとした」と述べた。

難しい

   笠井信輔アナは「殺人事件でないのでさらに疲れを増したかもしれません」と言った。笠井の説明によれば、事件は借金返済トラブル。被害者から360万円借りた被告が206万円を返済したところで、被害者が2人の上司に、「被告に1000万円貸している」と話したらしい。驚いた上司が被告に確認する。怒った被告が被害者を刺し、重傷を負わせて殺人未遂に問われた、というのが事件のあらまし。

   笠井は、法廷における検察、弁護両者の闘い方、主張を一人芝居のように再現して見せる。検察側の求刑は懲役6年。これに対して弁護側は執行猶予を訴えた。そして下された判決は懲役4年6月。

   この判決について、安冨潔弁護士の感想は「裁判員裁判でなければ懲役5年もあり得た。やや軽いという印象」というもの。

   「被害者に非があるというところを、被害者を目の前にして、どれだけ裁判員のみなさんが理解して行くかはとても難しい。それで疲れたという発言につながったのではないでしょうか」が笠井のまとめ。

   この間、小倉智昭が「最後、弁護士は執行猶予をつけてください、と言ったわけね」と笠井に質問しただけで、コメント陣は音無しの構え。せっかく顔をならべているのだから一言くらいほしい。この日(8月13日)のコメンテーター席はやけに静かだった。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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