2024年 4月 26日 (金)

「人事」変えれば官僚も変わる? 政治家の怠慢と省益

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   今のところ分かっている『国家戦略局』の概略は、総理大臣直属で、国家ビジョンや国家予算や外交の基本方針を決める政権中枢の組織、国会議員10人程度が参加し、学識経験者や官僚もスタッフに加わるという程度。

   しかし、これだけでは、ほんとに大丈夫?? と疑問がわく。

   小木逸平アナも「今まで官僚が作ったものを(政府は)追認してきた形だった、これを自分たちで考えて決める。10人程度の人たちで、巨大な官僚組織に対抗できるのか?」と。

   民主党の原口一博議員は「自分たちは政党を持っている、そこにはスタッフもいるし外部に有識者もいる。また、自分とこの省益ばかりを考える人が全体の8割以上いると思うが、その人たちの生かし方では国益のためにやってくれると思う」と。

   もう1人スタジオに生出演した旧通産省OBの鈴木寛議員も「結局、人事評価です」と次のように語る。

   「今は、その省庁の予算を増やし、定員を増やし、権限を増やした人の評価が高い。逆に、予算を1円でも減らされ、人でも減らされ、課が1つでもつぶされることに携わったらバツがつく。

   これを逆にして国益のため国の方針に従って、マニフェストを実現した人に人事評価を高くし、従わなかった人を低く評価する仕組みを作ればいい」

   それも1つの手だが、キャスターの赤江は「官僚の方々も意識を変えないといけませんね……」と。

   これに原口は「本当は政治家の方なんですよ。8つ兼務していた大臣がいたが、そういう政治家がいたから官僚がここまでやらなければならなかった事情もあった」と、官僚におんぶに抱っこだった自民党政権に辛口の一発を。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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