2024年 4月 29日 (月)

八ツ場ダムでソーリ青筋 「中止し住民に1人1億」

「全部否定されるわけじゃない」

   「みなさんの団体にも、若い人もいれば、行きがかりでやってる人もいると思う」と、まるで見てきたようなソーリ。「若い奴にしてみれば、『爺さん、いままでの人生かけてきて申し訳ないけど、ここで折れてくれ、オレたちまたこれを引き継ぐのか』って意見もあると思う」と、目を赤くしながら力説する。

   そして、1番重要なのは、民主党が「ダムが中止になったからって、いままでのアンタの人生、全部否定されるわけじゃないってこと」を提示できるかだという。それは、八ッ場(ダムの地元)がダムじゃなくても素晴らしく活性化できるというアイデアにほかならない。「オレは単純だからカネだろうと思うけど、ほかにアイデアがあればそれでも構わないよ」

   ソーリといえば、いつもは意固地で意地の悪いキャラが売りだが、今回は未来志向で建設的なこと、薄気味悪いほどではあった。その一方、重役の1人は、法案が可決された投票の前に議長の古市幸子アナから感想を聞かれ、「私の主張がどこまでみなさんに理解してもらえたか難しいところだが――」と冴えない表情で語っていた。

ボンド柳生

太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中(日本テレビ系)

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