2024年 4月 27日 (土)

「芸能界で生きる」と訴えたら? 酒井法子に勧めた人

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   <テレビウォッチ> 大竹真の『NEWSッス』で覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われた酒井法子被告(38)の判決公判(東京地裁11月9日)を取り上げた。

   判決は、懲役1年6か月、執行猶予3年(求刑懲役1年6か月)の有罪判決だったが、裁判官から酒井被告に異例の注文があった。その中身とは……

   判決で裁判官は、覚せい剤の「常習性がない」とする弁護側の主張を退け、「常習性、依存性がある程度認められる」としたうえで、発覚を免れるための逃走ぶりなど「事件後の行動は卑劣」と厳しく指摘した。

   一方、番組では触れなかったが、執行猶予付きとした理由について裁判官は、「覚せい剤を勧めた夫との離婚を考え芸能プロダクションを解雇され社会的制裁を受けている」とも述べている。

   このあと裁判官が異例の注文を……

「芸能活動でドラマなどを演じていたようですが、この事件は現実です。事件も裁判も現実です。判決の内容は理解できますか?」と。

   これに酒井被告は「ハイ」。

   裁判官が「判決の内容を言ってみてください」には「覚せい剤を使って……」。

   たたみ掛けるように裁判官が「主文の刑を言ってみてください」に、酒井被告は口ごもりながら「1年6か月の懲役、3年の執行猶予」と答えた。で、最後に裁判官は「そうです。くれぐれも忘れないようにしてください」とダメ押し。

   裁判官が主文の刑を復唱させたことについて、元東京地検検事の若狭勝弁護士は「執行猶予がつくと被告は安心してしまう。もう1度きちんと罪を自覚させるために、最近は復唱させることが多少なりともある」という。

   酒井被告が、クスリをやめるため夫との離婚を考え、介護の勉強をしたいという法廷で語った意志。その意志を汲んだ執行猶予付き判決だが……

   薬物リハビリセンターの『ダルク』スタッフは「クスリへの要求は自分の意志とは別のところにある。病気なので、なかなかいばらの道と思う」という。

   ところがスタジオでは、テリー伊藤がこの酒井被告の意志、執行猶予付き判決に水をさすようなコメントを。

「本当に強い意志があるなら旦那を引っ張って行って、2人で離婚しないでやっていく選択肢もある。彼女は芸能生活しかできないような気がする。
いい子ちゃんぶって福祉をやるというが、それが叶わない時はもっと挫折する。正直、芸能界しか生きられないと涙ながら会見しても悪くないと思う」

   彼女はそれが許されない立場に立たされているのに、なぜ蒸し返すのか??

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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