「仕分け人」蓮舫に「恐いよね」 言われた本人は…

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<テレビウォッチ> 内閣支持率がちょっと下がり気味のなかで、国民の7割が支持しているという「予算の無駄を省く事業仕分け作業」がきのう(11月17日)、前半を終わった。なかで、抜群の存在感を示している蓮舫参院議員がナマで出演した。

   映像でも「主語は誰ですか?」「なぜこの団体なんですかと聞いてるんです」「ちょっと待って、考えてるというのは誰が考えてるんです?」ときつい場面ばかりだ。リーダーの枝野幸男も「ディベートの力があってよかったなと感心している」というほどだ。

多数決?

   小倉智昭が、「蓮舫さん、恐いよね」(笑い)

   「すみません」と蓮舫。スタジオにはもうひとり、仕分け人の上山信一・慶大教授(経営・行政改革)。

   蓮舫「失礼な発言もあったと反省してます。決められた短い時間の中でやるもので……前半で、事業仕分けの限界も見えてきた」

   デーブ・スペクターが、「1時間の中で、相手の答えで評価が変わったことってあるんですか?」

   蓮舫「あります。日本科学未来館の毛利館長のように、プレゼン能力の高い人だと、中身の濃いものになります」

   連日の激しいやりとり、伝えられるのは断片的だが、テレビのナマのやり取りはインパクトが強い。たとえば初日の「国立女性教育会館」の論議で、「こちらのいうことも聞いてください。言おうとするのを止められるのは心外です」と反論を食らった。

   だからみていても面白いし、関心も高い。きのうは若い傍聴者が増えた。なかに保育士が大勢いた。「現場の意見を聞いてほしい」と、予算削減を懸念してのことだった。

   前半の結果は、廃止37、予算計上見送り13、予算要求減額が35事業、金額にして4000億円以上。要求通りはたったひとつだった。ほかに、いわゆる埋蔵金の発掘が、25基金、特別会計から約8000億円あった(とくダネ調べ)。

   埋蔵金について蓮舫は「どこにあるのか見たかった。野党では質問してもわからない、省庁に聞いても教えてくれなかった」という。「与党になって情報が出て来て、農水省の団体では、20人のところに800億円とか。ひとつで出たら、ほかも同じようになっていることが分かったのは仕分けの成果」

 長谷川豊が「保育士さんが、『1時間のなかで決まっていくのはすごく恐い』といっていた」と声を紹介した。
 蓮舫「公開する時間が1時間で、事前に相当な時間をかけて資料もみて、ヒアリングもしてます」「公開は、予算がどういう風にできているかをみてもらうため。一般の人が見に来てくれるのはありがたい」

   上山「これがそのまま通ったらおかしい。1時間は乱暴に見えるかもしれないが、過去はもっといい加減だった」

   小倉「決めるのは多数決でもない?」

   上山「投資とか戦略は多数決で決めてはいけない。原子力とか科学技術は、無駄を削る話とは違う」

   なるほど。見た目ほどシンプルではないようだ。来週がどうなるか楽しみ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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