財務官僚が震え上がる 菅式官僚操縦術とは

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<テレビウォッチ>「霞ヶ関は大バカだ。知恵を、頭を使ってない」という、昔の発言をポンとだせるのがテレビ。きのう(1月7日)財務相として初登庁した菅副総理の姿勢を端的に表す。彼が「官僚」というとき、「財務官僚」が常に念頭にあるのは周知のことだ。

   かつて厚生大臣(当時)として、薬害エイズの隠れていた資料を出させたとき、大蔵官僚がしゃべった言葉をテリー伊藤が書いていた。

かました?

   「(大臣として)来てもらって困るのは菅だ。彼は官僚操縦術を身につけている。いまのシステムでは彼が大蔵大臣になることはないが、菅式操縦術を身につけた頭のいい大臣がきたら……」と。

   とうとうその日が、しかも本人が乗り込んできたというわけだ。彼の官僚操縦術とはなにか。所太郎は、「情報公開」「トップダウン」「強気の姿勢」だという。「市民運動から身につけたものだ」と。

   で、第1声でさっそく出したのが「隠し金庫を全部開ける」「予算執行の中身を公開」「特別会計などを全部精査する」と、「宣戦布告ともとれる」(所)内容だった。これをどうみるか。

   山口一臣は、「戦うんじゃなくて、評価を変えるといってる。国民のためにやる人は評価すると。これを手がかりに、霞ヶ関全体を変えられればいいが」

   三反園訓は、「きのう官僚に聞いたら、『財務官僚だから何とかします』といってた」(笑い)、「ムダをなくそうという点では、菅さんも財務省も一致している。その能力をいかに引き出していくか。きのうも敵意丸出しということはなかった。むしろ、予算が成立したあとが正念場」

大谷昭宏は、「金庫を開けるとか特会を精査するのは当たり前で、是非やってもらいたいが、財務相は心臓外科みたいなもので、国の中枢にいる。きのうも『円安』とひとこといっただけで、経済が動くんだから、そこの使い分け、さじ加減だと思う」

   三反園は「円安発言でも、財界の評価も分かれている。本当にわかっている人は、こんな直接的な言い方しないといっていた」

   所「発言直後に60銭も動いたから、ご本人もびっくりしてるかも」

   山口が「一発かましたんじゃないか」

   三反園は「これまで予算はつけても、どう使われたかはチェックしてなかった。これをやるというのは大きい」

赤江珠緒も「特会は207兆円、一般会計より多いんですから」

   三反園「こないだは3兆円しか発掘できなかったが、次は2ケタ必要ですから、どう手腕を発揮するか」

   そう、ホントの勝負は次の予算から。だとすると、藤井前大臣の辞任はタイムリーだった?

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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