2024年 5月 4日 (土)

朝青龍の引退にみる 人気と「やんちゃ」と強さ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

親方・協会の責任は?

   一方で、度重なる「厳重注意」。怪我の治療に帰っていたモンゴルで、サッカーに出ていたことがわかり、前代未聞の2場所出場停止。しかし、復帰したとたんに優勝。そこでのガッツポーズでまた、厳重注意……。

   だから、人気だったのだ。やんちゃでワルで、ここぞというときに勝つ。現代的だったのだ。自身も「思ってもいなかった」といったが、こんな形での引退を惜しむ声は多い。まだ29歳だ。

   避けられなかったのか。与良正男が、「親方や協会の責任はどうなんだ?」といった。ここだろう。若貴時代のあとを、1人で横綱を張っていた朝青龍に文句をつける人はいなかった。

   杉山邦博は、「彼のキャラクターなら、いろんなところで生かされるでしょう」

   みのもんたが、「横綱、スタジオに来て。あとゆっくり飲みましょう」(笑い)

   あらためて「横綱の品格」とは何かを考える。はたしてそんなものが、現代の若者を引きつけるだろうか。すでに幕内上位は、外国人力士が占めているのだから……。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中