罰則あり「禁煙条例」 歓迎派と「困った」人たち

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<テレビウォッチ>白鳥のスワンとゾウのイラストの上に『吸わない人には、吸わせない』の文字。

スワンゾー

   耳目を引くアイデア好きの知事がいる神奈川県が、一足早く4月から公共の場での禁煙や分煙を条例で義務づけた。そのための『たばこスワンゾー』のステッカーだという。

難しい

   厚労省が先週、公共の場所を全面禁煙にするよう各自治体に通達を出したばかりだが、罰則もあるこの神奈川県の条例化は果たしてうまくいくかどうか。県内の反応を笠井信輔アナが取り上げた。

   それによると、条例は全面禁煙とする第1種施設(病院、学校、銀行、交通機関、図書館など)と分煙場所を分ける第2種施設(ゲームセンター、理容所、ホテル、飲食店など)に分け、条例に沿ってすでに64%が全面禁煙を実施しているという。

   こうした動きを受けて『マクドナルド』が3月1日から県内298店舗で全面禁煙を始めたし、『ロイヤルホスト』や餃子の『王将』が県内全店で喫煙所を設け、分煙を行っている。

   一方、パチンコやマージャン店、調理場を除いた床面積の合計が100平方メートル以下の飲食店は罰則免除というのだが、単純に100平方メートル以下で線引きし割り切れるのかどうか。

   危機感を持っているのが中小飲食店。「タバコ吸う人は来ない。不景気だから困るよね~」「分煙するほどの広さもないし、助成金は出ないだろうから、規則通りやるとなるとおカネかかる」と思案投げ首。

分煙か棲み分けか

   飲食店は分煙などといわずに、「喫煙できる店」と「禁煙の店」とに分けたほうが現実的と思うのだが……

   スタジオでは、タバコを吸う竹田圭吾(ニューズウイーク日本語版編集長)が全面禁煙には賛成を。

   その理由を「最終的には社会全体で受け入れられる部分があり、流れから考えるとやむを得ない。ただ、皆が外で吸うから路上は煙で大変ですよ」と。

   タバコを吸わないキャスターの小倉智昭は「タバコは体に良くないと言いながらタバコを販売している。巨大産業が背景にあるのがいかに難しいかということですよね」。

   さらに、着実に税収が入ってくる国がその背後にいることもややこしくしている。

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