2024年 4月 26日 (金)

スケート追い抜き「銀」ゴール時 高木美帆がやったこと

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<テレビウォッチ>バンクーバーの主役たちが帰ってきた。さまざまなドラマはあったものの、大半の選手たちは、もう次のソチ五輪をにらんでの心構えを口にしていた。なかで、チームパシュートで銀を獲った3選手に、井上貴博が聞いた。

「金メダルとって…」

   そのビデオで、田畑真紀(35)がカメラに向かって「みのさーん、金メダルとってきましたぁ」といってしまい、「あ、間違えた」(爆笑)。みのもんたが喜んだ。「気分は金なんだよ」。そりゃぁそうだ。100分の2秒差だもの。

   井上は「橋本団長からなんか言われたんですか?」

   田畑「死ぬ気で行けって。死ぬ気でいても死ねないから……」(笑い)

   井上「団長、怖いんですか?」

   田畑「全然怖くないです。気合いを入れていただきました」。橋本団長は、田畑と穂積雅子(23)の高校の先輩なんだそうだ。

   スタートで先頭は穂積だった。穂積「始めのスピードが大事なので、ぶっ飛ばして行きました。2人はスピードがあるので任せたみたいな」

「負ける気がしなかった」

   日本チームは残り800メートルで1.72秒リード。それを監督からつたえられていた。「いけるぞと思った?」

   小平奈緒(23)は、「相手が長距離主体のチームなので、後半追い上げてくるだろうと予想していた」

   ラスト1周でリードは1.14秒。田畑は「いけるかもしれないと思いながら、『死ぬ気でいけ』と全力で走ってました」

   小平は「ゴールを駆け抜けることしか考えてなかった。勝ち負けじゃなくて」

   井上「この瞬間、日本中が日本勝ったと思いましたけど」

   田畑「勝ったと思いました。負ける気がしなかった」と。

   しかし、勝ってなかった。みのは「いま見ても勝ってるよ」

   その瞬間をナマで見ていた高畑百合子は、「すぐ後ろに橋本団長がいたんですけど、選手たちが通るとき、『オレいけ』とびっくりするような声をかけていました」

   そうだよ。あのおばさんはただのおばさんじゃないんだから。画面には、リンクで見守っていた高木美帆が、ゴールの瞬間両手で顔を覆う姿が写っていた。彼女も勝ったと思ったんだろうか。これから、彼女の時代になる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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