2024年 5月 5日 (日)

基地問題の鳩山「腹案」発言 「これから考える、が本音?」

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<テレビウォッチ>きのう3月31日の党首討論で、自民党谷垣総裁の追及は普天間問題が中心だったが、そこで鳩山首相は、「腹案がある」といった。みのもんたは「私も腹案はあるんですが、10分もたない。すっと出ちゃう」(笑い)

「現行案と同等かそれ以上」

   この日の討論で谷垣総裁は、前回の「弱腰」との批判を意識してか、普天間移転に的を絞って、この問題で揺れる鳩山政権を追及した。谷垣総裁は「3月に回答を出したいといったのに、他人事のようにいう、そして人に転嫁していく」と、総理としての資質をついたのに対して、首相は色をなして、「自分の責任を他人に転嫁などしていない」と反論。さらに「私は腹案を用意している」といった。

   谷垣「抑止力を守ることと沖縄の負担軽減を両立できる唯一の解が現行案だった。腹案というが、移設先は県内? 県外? 国外ですか?」

   鳩山「現行案で決まりかけたとおっしゃるが、辺野古の海に杭ひとつ打てなかったじゃありませんか。県内か県外かはいまお答えできない。国民のみなさまにはいましばらくお待ちをいただきたい」

   谷垣「その腹案は現行案より優れているのか」

   鳩山「現行案と少なくとも同等かそれ以上の効果がある」

   みのがスタジオで発言を整理した。

   首相「腹案をもっている。関係閣僚にもその認識の下で行動してもらっている。(場所は)まだ明らかにできない」。

「現地」は聞いてないと…

   これに対して仲井真沖縄県知事は「大いに期待しましょう。でも、報道からしか情報が入らない。(腹案について)何も聞いていない」

   一方で首相は「現地の了解なくして案を進めるわけにはいかない。現地の了解を取り付けなければならない」ともいっている。

   みのは、「単純におかしい。アナウンサー生活40数年やってるけど、こんな日本語通用しない。だってそうでしょ。現地の了解といいながら、知事が聞いてないというんだから」

   北川正恭が、「クエスチョンタイムにみのさんがその迫力でバッといけばいいんです」(笑い)

   みのは「国民は馬鹿にされてるんじゃない」

   すると、柴田秀一が、「今後いってもOKになるような腹案なんでしょうね」

   みの「なるほど」。これ案外いい読みかもしれない。

   元村有希子は「これから考えるというのが本音じゃないか」

   みの「鳩山さんがあるというんだから、腹案はあるんだと思いますよ。でも現地は聞いてないと。きょうは4月1日。きょうの発言なら、『あれウソだった』ですみますけど」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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