2018年 7月 20日 (金)

意気込みは感じるけどハジけていない

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<ショーバト!>新しい番組なので楽しみにして見た。手間をかけ、知恵を絞り、人気者を並べて、深夜枠としては相当に気合が入っていることはわかったが、感想を先に言わせてもらえば、もうひとつ面白くない。ハジけていないのだ。

力量不足

   番組タイトルの「ショーバト!」は「SHOWバトル」の略で、今年正月に往年のヒット曲を芸能人がカバーして競い合った「芸能人!ヒットソングで爆笑SHOWバトル」をリニューアルしたもの。番組はよく知られているヒット曲を芸人たちが独自の演出でカバーし、「ロンドンブーツ」チームと「チュートリアル」チームに分かれて対決、ゲスト審査員が勝敗を判定するという構成である。

   1回目はエハラマサヒロとミラクルヒカルが出場、エハラは忌野清志郎の「雨上がりの夜空に」、ミラクルは浜崎あゆみの「evolution」をネタにかけたのだが、凝ってはいるが力量不足は否めなかった。ここにいまお笑いやバラエティーが突き当たっている分厚い壁が見てとれる。

   かつてはお笑いは数字のとれる番組の筆頭だったが、最近は制作現場が「ァレッ!」と首をかしげるほどパッとしない。人気を支えてきた若い人がテレビと距離を置き始めていることもあるが、新鮮な新人が出てこないことや中堅・ベテランもクイズ番組やトーク番組に引っ張り出されて、本業のネタがしぼんでしまっているのが大きい。視聴者はそのあたりを敏感に感じているから、飽きられ数字がとれなくなっているのだろう。

   「ショーバト!」は深夜帯ということもあるけれど、素人・新人も登場させる「ミニバト」コーナーなどの意欲的な企画を盛り込んでいるのも、何でもやってなんとか今の閉塞感を打ち破らなければならないという危機感の表れに見える。新しいバラエティー番組を志向しているそんな野心は感じるのだけれども、いかんせん出てくる人たちがこの程度では面白くならない。うまくいけばゴールデンにという狙いなのだろうが、いまのレベルでは無理と見た。

      狙い目は 間違っていないが タマ悪し
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