ちょっと愉快な「正しい3Dテレビの見方」

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   そろそろ夏のボーナスシーズンだが、今夏は2年ぶりの前年比増の見通しで、これを当て込んだ家電メーカー、量販店の3Dテレビ販売キャンペーンも派手になりそうだ。さいたま市の大手家電量販店の店長はこう張り切る。

   「6月11日からはサッカーのワールドカップが始まって、何ゲームかは3D放送になるというから、弾みがつくと思います。体験視聴も土日は列ができますからね」

   ただ、3Dテレビは寝っ転がって酒飲みながらWカップ観戦というわけにはいかないらしい。普及団体の「3Dコンソーシアム」が3Dを楽しむための安全指針を出している。それによると、「テレビ画面の正面から、顔を傾けず、目とテレビ画面とをほぼ同じ高さにして、水平の位置から見る」となっている。座禅の姿勢で目を正面に向けたようなポーズで見てくださいというわけである。

   3Dテレビは専用メガネのレンズが、1秒間に左右で60回ずつ見えたり見えなかったりするズレで立体に『錯覚』させる仕組みだから、顔を傾けると立体感が損なわれるだけでなく、映像にひずみが出てしまう。そのまま見続けると、目の疲れがひどくなり、ときには乗り物酔いのような吐き気なども起こすという。また、酒に酔って見ると、「それでなくても目が回っているのに、映像が飛び出したりしたら、いよいよ酔いが回って悪酔いするらしい」なんて話もまことしやかに語られている。まあ、これまでのように、ソファか何かに寝っ転がって、缶ビール片手に楽しむというようなことはちょっとムリか。

   それでなくても、3Dテレビの前に専用メガネをかけた家族や仲間同士が背筋を伸ばして正座し、みんなで並んで見ているなんて、想像するとなんだか愉快な光景だ。(テレビウォッチ編集部)

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