菅政権のキーマン・細野豪志「衆院選までに消費税の検討・議論」

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   民主党が参院選で敗北したのを受けて、番組は「菅政権のキーマン」と称える細野豪志・民主党幹事長代理をスタジオに招いた。敗軍の将、敗因と今後を語る的な内容で、語るほうも見るほうも意気あがらずといった次第ではある。

「生活第一」路線とセット

   昨今の定番のトピックである消費税問題については、党内ですら意見が割れてると目されるが、「次の衆院選では消費税について方向性をださなければいけない。(それにむけて)あり方を検討、議論すること自体を否定する人はいない」などと話し、党内の一体感を「強調」していた。

   番組的にはそこがツッコミ所だったらしく、国谷裕子キャスターは納得いかなそうな口ぶりで、重要な問題における民主党内の結束、まとまりのなさを指摘。目の前にいる政権のキーマンを差し置いて、「民主党はどのようにすれば、党の結束を回復することができるとお考えですか」と、札幌から中継出演したゲストの山口二郎・北海道大学大学院教授に呼びかけるのだった。

「民主党のなかで政策議論を積み上げていくよりない。民主党の原点である『生活第一』という路線に戻り、生活第一を実行するための税制改革とセットで議論していく。大きなロードマップを描いて、民主党の政策ビジョンを立て直してほしい」(山口)
「なぜ、ここまでわずか10か月でこういう事態になってしまったのか。非常に不思議に思うんですが」

   今日の国谷キャスターはなかなかしつこい。

「政権でどういう具体的な政策を実現するのか、その理念というかゴールを、民主党の指導的な政治家がきちっと議論して、共有することが欠けていた」(山口)

   かつて民主党の理念作成にも携わったという専門家の基本的アドバイスを聞いて、「仰ったことは本当に重たいなあと思います」と、細野は神妙にうなづく。

   今日の放送を見ると、民主党では税や政策についての議論をする前に、結束するための議論の時間が相当必要そうではある。

*NHKクローズアップ現代(2010年7月13日放送「『ねじれ』再び  ~政治はどう動くのか~」)

ボンド柳生

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