男とは一緒に登りたくない「山ガール」の登山は自分磨き

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   行ってきました、山登り。山ガールと一緒に。先週はケチョンケチョンに山ガールのことを酷評しておきながら、今週は礼賛するというなんともマッチポンプな状況になっているモジョです。というのも、山に登ってイライラと疑問が晴れたから。

   女性4人で山登りをし、一番トロくさかったのは当然私であって、山ガールのみなさんに何度も助けられて登頂。実際に登山をしてみて面白かったことがある。それは、彼女達は口をそろえて「山ガールの登山に男なんていらない」と断言したことだ。登山合コンなどもあるそうだが、それを楽しんでいるのは20代女子で、30代になると女性同士で山に登るんだそうだ。

   なぜそこに男性が介在してはいけないのか。それは、そもそも登山の目的が違うかららしい。より高い山、険しい山に挑戦し、標準登山タイムよりも早く登頂できる自分を誇らしく思うのが男の登山。かたや山ガールの登山は、登頂にまでいたる過程で頑張っている自分を自覚し、山頂でのんびりとコーヒーを飲んだり、料理を作ったりする時間を楽しむために山に登るのだという。すでにここで登山の楽しみ方が違ってきている。

   さらに、男女で体力差があるから、ペース配分が違うことで登山中にケンカになることが多いのだという。そして結論が出る。山は男と一緒には登りたくない。女子だけで登りたいと。思えばヨガで体に目覚め、マラソンで体力を付けて山へと向かう女性たち。すべて内面に目が向いているところが、女性らしいというかなんというか……。

セックスだって「男はいらない」?

   それにしても、女性たちはどこまで行こうとしているのか。同性でありながらも、なんて貪欲な動物なのかと思ってしまう。

   ある番組の会議で、なぜ女性誌ではセックス特集がこうも数多く組まれるのかという話題になった。「恋愛・占い・セックス」特集は女性誌の中でもドル箱企画なのだが、最近はセックス特集がとくに顕著らしい。各誌がセックス企画に取り組み始めるようになり、その内容も少々過激になってきている。

   女性誌での扱い方は『美容』。つまり、いかにセックスでキレイになるかというのが王道なのだが、最近は「きもちイイセックスじゃないとキレイになれない」と特集も変わってきている。以前は、ただセックスをしましょう!という内容だったものが、きもちイイセックスじゃないと、ただ惰性でしていてもダメ!と釘をさす。女性誌がここまで言うか!とあきれるほど赤裸々になってきている。

   が、いずれにしても目的のすべては己の美のため。これじゃまるで、男は女性の美のために文字通り身をささげ、美溶液を与えているようなものではないか。自分が美しくなりたいという女の願望、そして欲望は果てしなく続く。

   こうセックス、セックスと連呼すると、なんとも下品な感じになってしまうが、そこは女性誌のレイアウトの美しさと文字マジックで女性たちに反論のスキを与えず、本当に美しくなりたいのなら、真の美容を得たいのなら、ヤリなさい!とたたみかけていく。

   電車の吊り広告でも驚いたが、「母さんは夏の終わりに豹になる」だの、「『すべすべぽにょの作りかた』おいしいカラダ」「男に選ばれない女の条件」「なにげフェロモンな仔犬メイク」などなど、女たちは女磨き特集に終止符を打たせぬどん欲さで次々求めていく。

   女は生涯をかけて自分磨きに挑んでいくのだろう。その先にあるものは男性なのか。いや、キレイになった自分を褒めてあげたい自己満足。そして女の敵は女。周りの女性たちよりも美しく輝いて人生を謳歌していたい、他の女性から羨望のまなざしを受ける自分でいたい。そう、いつも女は自分が一番大切なのだ。

モジョっこ

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