森山未來「モテてる今とモテなかった過去」見てて混乱がミソ

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<モテキ(テレビ東京系金曜夜0時12分)>7月から「ドラマ24」枠で放送されている「モテキ」。主役の森山未來を中心に、さまざまな豪華キャストが出演している。原作が大人気漫画なので、このドラマを楽しみにしていた人は多いのではないだろうか。

ある日、女の子から次々電話

   「モテキ」とは人生のどこかに訪れるらしい「モテ期」のことで、森山未來扮する藤本幸世には30歳直前にやってきた。女の子から次々と電話が入り、デートの毎日…。そのモテる幸世とモテなかったころの幸世の時系列が、結構な頻度で移動する。

   中・高生のころと太っていたころの彼は、別の俳優が演じているのだが、近い過去のシーンは森山未來が演じる。それゆえ、たまに現在の幸世に起こっていることなのか、過去の事なのか分からなくなることがある。

   でも、この混同こそこのドラマの醍醐味ではないかと最近になって思えてきた。人は劇的なことはいつまでもはっきりと覚えているが、なかなかそこから成長することができない。それが近い過去であればあるほど、リアルな現実のように感じてしまう。失恋や失態、失望……。そうした過去はなかなか乗り越えることができない。

   このドラマでは、幸世が過去を乗り越えられていない感が、いまの幸世からひしひしと感じることができる。幸世は忘れていたはずの女性との過去を乗り越えようとしている。その過去を乗り越えたとき、幸世にはきっと幸せが訪れるだろう。

   このドラマの時系列を混同してしまうのは、私たちがそうであるように、過去を乗り越えようとする時にはさまざまな事柄が絡むことからだろう。非常にリアルな幸世に自分を投影しながら、是非見ていただきたい。

YUKK

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