【感涙戦評】東海大相模・一二三、土岐商打線を幻惑 1安打完封

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8/16 第1試合▽3回戦▽土岐商 0-3 東海大相模
土|000 000 000|0
東|000 200 01X|3

    東海大相模の一二三は幅広い投球をした。昨年5月に上手投げから横手にフォームを変えた。制球力をつけるのが狙いだが、この試合はそれほど制球が良かったとはいえない。初戦の8死四球から4つ減らしただけ。それでも140キロ中盤の速球と100キロ前後の変化球を上手く混ぜて土岐商打線を幻惑した。8回、先頭の代打伊藤に左前打されたのが初被安打。7回までに11個の内野ゴロに仕留めることができたのは体の開きを修正したのが生きたからだ。

    一二三を援護する打線は4回、1死から一二三が三塁線を破る二塁打。そのあと福山、染谷が連続中前打して2点、8回にも1点を駄目押し。勝負どころでは流石に強い。

土岐商は2年生投手に賭けたのが裏目に

    土岐商は2年生の矢田純を先発させた。甲子園初投板でかなり緊張したはずだ。5回から前田につないだが、継投でコマを進めてきたチーム。矢田純の勢いに賭けたのが裏目に出た。それより、打線の奮起が欲しかった。初戦では16長短打のうち11本が逆方向への打球だった。横手投げでナチュラルシュートする一二三のクセを考えれば、強振せず持ち前の逆方向打撃を心掛けるべきだったろう。

    東海大相模は8強に一番乗りした。

岡田 忠


岡田 忠(おかだ・ちゅう)プロフィール
スポーツジャーナリスト。1936年広島県生まれ。立命館大学卒。朝日新聞社東京本社編集委員を96年に退職して現職。高校・大学では野球部に所属し投手をつとめる。高校野球のテレビ解説経験も豊富。

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