民放W杯放送『十数億円』の大赤字―大会直前の日本不振でCM売れず

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   日本民間放送連盟の広瀬道貞会長は16日(2010年9月)、今年6~7月に開催されたサッカーW杯南アフリカ大会の放送で、民放枠の放送の収支が赤字になったと発表した。放送権料と番組制作費の合計が広告収入を上回ったということで、赤字幅は民放合計で十数億円と見られる。

   広瀬会長は赤字となった原因に放送権料の高さ、リーマンショック以来の企業の広告支出減少をあげた。大手広告代理店のスポーツイベント担当者はこう言う。

「大会前まで日本チームは不振で、開会後も日本戦ですらスポット広告は予定の半分しか埋まっていなかった。日本がカメルーンに勝ってやっと埋まりはじめましたが、日本戦や準決勝、決勝戦以外は、実はスカスカだったんです」

   NHKと民放が払った放映権料は約170億円と見られ、1試合あたりにすると約2億7000万円。民放は自局の放送のある日は「前あおり」でさまざまな番組にW杯放送を絡めたが、それでも広告収入が届かなかったというわけである。

   NHKと民放が共同でW杯やオリンピックの放送権を購入するジャパン・コンソーシアム方式を導入した1984年以来、赤字は初めて。(テレビウォッチ編集部)

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