証拠改ざん検事「FDに時限爆弾」は弁護側陥れる仕掛け

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   「時限爆弾」がキーワードとして浮上してきた。朝日新聞の報道によると、「郵便不正事件」をめぐる証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部の主任検事が、同僚検事に「フロッピーディスク(FD)に時限爆弾を仕掛けた。プロパティ(最新更新日時)を変えた」と明かしたというのである。

   重要証拠であるFDを主任検事が弁護側に返却したことに疑問を抱いた同僚が問い合わせたら、こう答えたとされる。

3日後に返却のナゾ

   コメンテーターの与良正男(毎日新聞論説副委員長)が、ゲストの若狭勝(弁護士、元東京地検特捜部副部長)に尋ねた。

上司たちの責任
「返したFDに時限爆弾を仕掛けたというのは、そのFDを弁護側から法廷に出させて、『更新日時を調べたら6月8日になっている。おかしい』と、弁護側をだまそうとしたのではないか」

   これに対して若狭はこう話す。

「そのへんが一番のポイント。改ざんしたFDを3日後に弁護側に返したのがなぜなのか。その理由がわかると、改ざんした動機も見えてくる」

   FDの改ざんについては、主任検事の上司である特捜部副部長、部長、大阪地検次席検事、検事正にも報告があがっていたという。MCみのもんたが、上司たちの責任を問うと、若狭は「報告の内容がポイント。FDのデータを書き換えたというところまで報告されていれば、証拠隠滅の疑いが大きいと、報告を受けた人間は思うはず。それにも拘わらず、主任検事を追及したりとか、さらに調査を進めないでそのままにしちゃうと、管理・監督責任は少なくない」と述べた。

   検察組織を破壊する「時限爆弾」だったのかもしれない。 

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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