2018年 7月 22日 (日)

とにかく食べてみて!「商品無料配布」いまやこんなものまで…

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「なぜここまで無料でやるの?」

   今年はなんでも高い。いまが旬のサンマからケーキ、パスタまで。その一方で、続々と登場している企業の「無料戦略」をリポーターの海附雅美が取り上げた。

発売前のコンビニ「焼きパスタ」

   東京タワーの特設会場で秋分の日の昨日(2010年9月23日)、岩手県大船渡市の「東京タワーさんままつり」が行われた。

   今年で2回目という会場では、サンマの水揚げ量全国5位という大船渡港から直送されたサンマが焼かれ、無料で提供。集まったおよそ7000人の客が舌つづみを打った。

   まつりの狙いを実行委員会の会長は次のように語る。

「大船渡のサンマを食べて頂き、美味しさを分かっていただいて、宅配便などでお買い上げいただく狙いがある」

   前回のまつりをきっかけに、東京から観光客がバスで大船渡港まで来るようになったというから効果は大きい。

   「リクルート」がフリーペーパー『R25』の2周年を記念して運営している『R25caf?』で、今月30日まで「焼きパスタ ハンバーグのボロネーゼ」を1日200食限定で無料提供している。この「焼きパスタ」はこの店のメニュー商品ではなく、10月から「ローソン」で発売される新商品。発売前に客に体験してもらおうというローソンとR25caf?のコラボレーションというわけだ。

   このほか、長野県伊那市のケーキ店「果匠shimizu」は、年に1回『夢ケーキの日』を設け、親子が描いた夢を絵にして応募してもらい、その絵をケーキ上に再現して無料でプレゼントしている。5年前から始めた企画で、初回は9点しか応募がなかったが、今ではこの日になると全国から客が集まってくるという。

企業側の思惑は「ブログや掲示板に書いて」

   流通ジャーナリストの金子哲男はこう分析している。

「お金を出してまで新商品を買うという動きが減少している。無料配布することによって、消費者は新商品を試しやすい。無料配布で商品を知ってもらい、新しい市場をつくっていきたいという思惑が企業側にあり、広がっているのだと思う。
   最近の無料配布は、ブログや掲示板に書き込んでもらい、ネットで爆発的な口コミを広げたい、そんな企業も増えている」

   スタジオでは弁護士の八代英輝が次のようにコメントした。

「企業がツイッタ―とかブログとかのPR訴求力がすごく高いと評価をしているということじゃないですかね。逆に考えると、テレビやラジオ、雑誌など、従前の広告宣伝費は限られている。ちょっと痛し痒しで、切ない話だと聞いていて思いました」

   知恵を使わないと生き残れない時代ということか……

文   モンブラン
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