2024年 4月 27日 (土)

ディアスとクルーズ退屈しないで楽しめるけどCG使いすぎ!

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(c)2010 TWENTIETH CENTURY FOX
(c)2010 TWENTIETH CENTURY FOX

<ナイト&デイ>平凡な女性ジェーン(キャメロン・ディアス)は、妹の結婚式に向かうために空港にいた。そこでハンサムな男性ロイ(トム・クルーズ)と出会う。2人を乗せた飛行機の中で、ジェーンはロイに心を奪われる。だが、突然飛行機は急降下。ロイがパイロットや乗客をすべて殺してしまったのだ。なんとか自力で着陸を試みるロイ。彼にはある秘密があった。なんとか着陸はできたものの、ジェーンはロイと共に大事件に巻き込まれていく。

残念!バイク2人乗り銃撃シーン短い

   キャメロン・ディアスは何年経ってもやっぱりセクシーでキュートだ。多少の目じりの皺は気にせず、飾らない笑顔や仕草をとってみると、今でもとても可愛らしい。彼女が演じたジェーンは、オーバーリアクションですぐパニックを起こし、好奇心旺盛。キャメロン自身の性格がそのまま役柄に表れているようだった。

   トム・クルーズが演じたロイの最高にハンサムな笑顔もまだまだ健在。全力疾走している時でも、顔つきは普段のまま、どんなピンチの時もきれいなフォームを崩さず走る。劇中では奇妙な運命で巡り合った2人の関係にもご注目。多分、互いに好きという気持ちはあるのだろうけど、とくにそれが表現されるシーンはなく、でも重要な場面でいきなりキスしたりする。最初はジェーンが一方的にキスしたが、いつの間にかそれに応えるかのようにロイも彼女にキスをする。

   アクション映画ながらコメディの要素が満載なので、吹き替えで見ても楽しめる。残念なのは、アクションシーンにCGを多用しすぎているところ。「CGなら何でもできちゃう」という印象が、常に頭に浮かんできてしまった。「ミッション・インポッシブ」シリーズのような、トムの動きひとつひとつをとらえたシーンもなかったし、敵が当たる度に周りの壁やドアがやたら派手に壊れるのも不自然。

   一番の見せどころであろうバイク2人乗りの銃撃シーンは、斬新ではあったが、シーン自体は短かった。しかし、大物2人のキャスティング、単純明快な物語、派手な仕掛けとあり得ない展開…。まずは退屈しないで楽しめる。

PEKO

   おススメ度☆☆☆

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