石原さとみ『キャラ変わり』で見せる演技力…コメディーうまい!

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霊能力者 小田霧響子の嘘(テレビ朝日系日曜夜11時)>石原さとみ扮するニセ霊能力者・小田霧響子が、幽霊や超能力などのオカルトチックな事件を解決するというコメディーミステリー。

   小田霧響子(通称・オダキョー)は、AKB48の大島優子演じる高飛車な従姉妹の事務所社長に鋭い洞察力を見込まれ、霊能力タレントに仕立てられている。思惑はどうやらハマったようで、オダキョーは自身の冠番組「オカルトーーク」を持ち、「オダギリスト」というマニアも存在する人気となる。

ホロッとくる結末

   「オカルトーーク」では視聴者から送られてきたオカルトチックな事件を、霊能力で解決したかのように見せるのだが、実は洞察力と刑事ばりの張り込みなどでヒントをつかんでいるのだ。霊能力者と偽っている不安から、普段はオドオドしているオダキョーだが、派手な霊能力者衣装を着るとキャラが変わり、自信たっぷりにご託宣を下す。そのギャップというか、石原本人の演技力の幅が面白い。

   谷原章介演じる谷口一郎は、オダキョーを霊能力捜査官として引っ張ろうとしている刑事なのだが、このキャラもなかなか面白い。運動神経が良いらしく、第4話では学生時代に「東北陸のバスケ代表だった」とか「南九州の短距離チャンプ。でも四万十川マラソンではいつも最下位」とかいう過去を明かす。いつも500mlパックの「かしこくなる牛乳」を飲んでいて、自宅の冷蔵庫はそれだらけ。

   まあ、雰囲気的にはテレ朝お得意の「トリック」「富豪刑事」な感じで、ギャグも多く楽しめるが、担当プロデューサーの関卓也氏は「はぐれ刑事純情派」や「土曜ワイド劇場」なども手掛けているだけに、人情モノとしても楽しめる。オダキョーは「オカルトーーク」本番前に必ず騒動の真相を本人たちに告げるのだが、犯罪ではないため、本番では真相を隠したうえで解決する。そこも結構ホロッときて番組の良さになっていると思う。

 

鯖野かサバり

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