2018年 7月 19日 (木)

中国武装監視船の「目的」 尖閣と圧力と戦略的互恵

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   尖閣諸島沖の日本の領海近くに20日(2010年11月)、中国漁船の姿がないのにもかかわらず中国の漁業監視船2隻が姿を現した。

   中国漁船衝突事件いらい漁業監視船の航行は初めて。しかも、1隻は機関砲まで備えた最新鋭監視船だ。

機関砲、軍用ヘリ2機

   先の日中首脳会談で戦略的互恵が話し合われたはずなのに、この武装監視船の航行の狙いは何なのか、番組が取り上げた。

大変ですよ

   姿を見せた中国漁業監視船は、『漁政301』『漁政201』。このうち『漁政301』は、2580トン、22ノット(時速41キロ)で監視船では最速という。60日間無寄港の航海が可能で、監視船では初めて機関砲を装備、軍用ヘリ2機を搭載でき、今11月16日に就役したばかり。

   この武装監視船の目的について中国農業省の幹部は「周辺国やその他の国家が、我々の海での権益に対して挑発や妨害を行うことを防ぐ」のが狙いという。

   東海大海洋学部の山田吉彦教授によると、「『漁政310』は、海上保安庁の巡視船に対抗するためにつくられた。以前の漁業監視船と違うのは武器を搭載していることで、東シナ海対策だ。今回の航行も日本に圧力をかけるのが目的で、こんご頻繁に出てくると思う」と言い切る。

「話し合いをどんどん…」

   スタジオでは、司会のみの・もんたが「ここで変なことになったら大変ですよ」に、コメンテーターの末吉竹二郎(国際金融アナリスト)が次のように呼応した。

「中国の漁船が日本の領海に入ってきて、それを追い出そうと日本の巡視船が実力行使したときに、これ(武装監視船)が入ってきたら大変ですね。ぜひ話し合いをどんどんやってほしい」

   犯行が明らかなのに脅されると犯人をすぐ釈放してしまう政権。そのNO2が『自衛隊は暴力組織』と国会で平気で言う中で、巡視船といえども実力行使などできるのかどうか……

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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