2024年 4月 30日 (火)

「月9の現場」新江ノ島水族館で「これが上戸彩のミズクラゲかぁ」

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   <流れ星(フジテレビ系月曜夜9時)>じつは先日、えのすい(新江ノ島水族館)に行ってきた。べつに月9の舞台になったからというわけではない。リニューアルされてから一度行ってみようと思っていたのだが、なかなか果たせず、今になってしまったのだ。ドラマの影響で混んでるかなと思ったが、魚が見えないほどではなく、適度なにぎわいで、なかなか楽しかった。

   やはりドラマが頭にあるので、「うんうん、これがヒロイン・梨沙(上戸彩)が見入っていたミズクラゲの水槽ね」とか、「健吾(竹野内豊)と梨沙が出会った浜辺の階段はあれかも」など、いろいろ思い浮かんだ。

仏頂面に蓮っ葉が素敵にかわいい

   CM出演も多く、元気で明るい役が多かった上戸彩が、借金を背負ってイメクラで働く蓮っ葉な女の子を演じている。ショートヘアのイメージも変え、染めたロングヘアに。ニコリともしない仏頂面、しゃべる言葉も「余計なことすんじゃねーよ」。でもこれが素敵にかわいいのだ。衣装もいつも短いパンツ姿で、そこから伸びた足がきれいだ。これは上戸彩を鑑賞するドラマかしら。

   健吾の妹・マリア(北乃きい)は肝臓が悪く、移植を必要としている。健吾も母(原田美枝子)も適合せず、ドナーになれない。健吾の婚約者・美奈子(板谷由夏)に頼むが断られてしまう。それで婚約もなかったことに。

    自分だったらどうするかなあ。いやー、考えどころだなあ。愛しているなら肝臓の半分くらいというわけではない。だって健吾も美奈子も37歳、長い付き合いでなぜ今まで結婚しなかったのかわからないけど、今さら白紙に戻して相手を探し直してなんて面倒なことはイヤだけど、そうは言っても、一緒になってお腹切るのも痛そうだし…。

   ドラマでは、梨沙がお金のため健吾と形式上の結婚をしてドナーを引き受ける。ここから2人の心が近づいていく。それが見どころだ。家族の温かさが心に沁みてゆく梨沙と、いつの間にか梨沙を大事に思い始める健吾。2人とも無表情でそれを表現しているのがいい。

   不気味なのは稲垣吾郎の演じる梨沙の兄だ。妹への執着はどうも金ヅルというだけではないらしい。だんだん稲垣くんが変質者っぽく見えてきた。これって演技力?

   それから、水族館の帰りに食べた江ノ島名物「シラス丼」はおいしかった。量も多かった。

                          

カモノ・ハシ

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