ノーベル賞に対抗「中国・孔子平和賞」―受賞者「そんな話来てない」

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   ノルウェー・オスロで12月10日(2010年)に行われたノーベル平和賞の授賞式。受賞者は中国で服役中の作家・劉暁波、54歳。妻も自宅に軟禁中で代理出席もなし。受賞式は主役のいない空の椅子のまま行われた。

   このノーベル平和賞を「政治的茶番」だと反発する中国は、前日の9日に独自の平和賞『孔子平和賞』をぶつけた。ところが、こちらも主役が欠席。「スパモニ」は茶番を通り越して、滑稽そのものの一部始終を伝えた。

   中国はノーベル平和賞に劉暁波が選ばれたことがよほどこたえたのだろう。各国に大使などの受賞式出席を取りやめるよう求め、ロシア、イラン、イラクベトナムなど19か国が欠席した。この欠席した19か国を見ると、国境なき記者団が出している「世界報道自由度ランキング」(2010年)ですべて100位以下、表現の自由で問題がある国ばかりだ。

台湾の元副総統・連戦

   中国はノーベル賞のパロディーでもないだろうが、「孔子平和賞」というのをぶつけ、受賞者は台湾の元副総統・連戦だという。ところが、授賞式に当人の姿なく、連戦の事務所は「そんな話は来ていない」

複雑な顔

   受賞式にはなぜか北京の小学校に通う女児が複雑な表情で出席してトロフィーを受け取っていた。この茶番劇では、ご丁寧にも記者会見まで行われ、関係者が次のような意味不明の説明をしていた。

「受賞者にはいま連絡を取っている。歴史に名を残すのは誰なのか。500年後に明らかになる」

   司会の赤江珠緒が「この少女も複雑な顔をしてましたね」と言えば、元検事の田中喜代重(弁護士)も「ドタバタで何も調整できないままやっちゃったんじゃないの」

   経済躍進著しい中国だが、政治的にはローカルのまま。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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